5. -沖縄空手に見る空手道の理念-

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沖縄空手道の理念が体系的にまとめられ論じられたものはないが、古くから沖縄の空手道を生きた先人達が修行中の己の空手道の中に、何を蓄積し何を目標にしたかは、彼らの言行録などによって我々は学び取ることができる。沖縄の空手道の思想性と実践性には現代文明の病理とも言える「戦争」、「紛争」、「競争」、「いじめ」などを指弾する強烈な理念が込められている。

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3.-松村宗棍 Part.1-

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与那原の女武士

1600年末、ヨーロッパではナポレオンが猛威を奮っていた頃、沖縄では尚円王統第17代の尚灝王が琉球の王として権勢を取り仕切っていた。 沖縄首里の山川村、村地頭職の元に生まれた松村宗棍はのちに沖縄空手の不動の拳聖となる人物である。松村宗棍は天性の武術の才能があり、17~18歳の頃にはすでにその武名は首里城下では知らない者はいない程である。当時は唐手といわれた沖縄空手の師匠は「唐手佐久川」の弟子真壁朝顕(佐久川寛賀という説もある)、別名、真壁闘鶏小(マカベチャーン)だったといわれている。

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2.-幻の報道記事発見!-

大正14年9月号 大日本雄弁講談社(編) 雑誌『キング』

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「肉弾相打つ 唐手拳闘大試合」
不思議な田舎おやじ

琉球の王家に伝わる本部御殿手の家系に生まれた天才空手家・朝基 対 白人巨人ボクサーの決闘記録が、大正12年に講談社から発行された雑誌『キング』にこと細やかに掲載されているのを発見しました。 東京の国会図書館にたった1冊残されたこの貴重な資料の全文を空手ファンの皆様に公開します。

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1.-本部朝基Part.1-

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沖縄空手道の歴史上の人物は多士済々、枚挙にいとまがない程ながら、最も一般的に広く知られ、エピソードも多く、人々を惹きつけているのは、「本部サール(猿)」と呼ばれていた本部朝基であろう。 その強さもさることながら、古武士然とした風貌、そしてその生涯を沖縄空手道にささげ、破天荒とも言える一生を送った生き様自体が、異彩を放ち、その魅力は尽きることがない。

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