15.-2012年4月20日-

フランス空手界・取材紀行

フランス空手界ではスポーツ空手が主流となっているが空手人口は約23万人。空手界の団体はフランス空手連盟のみで〔法律で決められている)、政府のスポーツ省との一体化が特徴的である。
連盟の事務所はパリのど真ん中にあり運営費は会員の会費とスポーツ省からの支援金で年間約9億円もあり潤沢である、連盟主催による世界大会をはじめ、講習会等多くの空手関係のイベントが年間を通して行われている。
フランス空手連盟の会長が「沖縄は空手発祥の地とは聞いて知っているが、沖縄伝統空手がどういうものかはよく解らない」と言う。
フランスの空手家達も同様、沖縄伝統空手に対する認識はかなり希薄ないものだった。
フランスで空手を教えている安谷屋政助氏は語る。
「沖縄の空手関係者はすごく鷹揚に構えているが、自分達がすでに世界の流れから忘れ去られつつある事を知るべきです。
発祥の地という先祖の築いてくれた遺産の上にあぐらをかくのではなくもう少し謙虚になって自分達から世界に沖縄伝統空手の素晴らしさを理解してもらうべく強く努力するべきです」
沖縄の空手界に、重要な課題を突き付けられたような取材でした。