沖縄空手の歴史7 -武器禁止令と沖縄空手-

history_007b

琉球王府における「武器禁止令」※琉球王府における「武器禁止令」は別称「禁武政策」とも言われているが、この章では「武器禁止令」を使用する。薩摩藩が「武器禁止令」を課す100年以上も前に時の王・尚真王によってすでに「武器禁止令」は行われている。これは中央集権国家を作り終えた権力者が、自分の国の中から己に反逆者を出さない為の政策と考えられており、あの豊臣秀吉も歴史に名高い「刀狩」を行っている。

尚真王時代の「武器禁止令」の実態は琉球王国全土から武器を取り上げ、それを首里王府に集め管理するというものだった。 これは琉球王国にとって有事の際に、この膨大な武器を武士が中心となって琉球王国を護るために使用することを目的としていた。 薩摩藩の実施した「武器禁止令」にしても、刀やその他の武器の携帯は禁じたがその保有までは禁じていなかったと、近年の沖縄学の研究者たちは解釈・主張している。
参考資料
− 「沖縄空手古武道辞典」(柏書房)
− 「空手道・古武道基本調査報告書」(沖縄県教育委員会文化課)
− 「沖縄伝統古武道」(文武館)
参考サイト